貧血がつらい人におすすめしたい青汁

 貧血とは、血液の酸素運搬機能が衰えて身体が酸欠状態に陥っている状態を言います。
「朝起きれない」「めまいがする」等精神的ストレスとなるケースから、原因によっては、放置しておくと死に至るようなケースまであるため、たかが貧血と侮ってはいけません。
 健康食品の代表格である青汁は、このような貧血の解消にも大きな効果を持ちます。
今回は、青汁と貧血の関係性についてご説明したいと思います。

貧血の症状と原因

 貧血の症状としては、慢性的な倦怠感や血行不良による爪割れ、めまい、息切れなどがあります。
これらの症状は血液による栄養運搬機能が低下することで起こるため、長期間放置していると心臓や脳を初めとして、その他臓器への負担が増大します。
 そもそも貧血は、血中のヘモグロビンや赤血球が減少することで、細胞が酸欠状態になっていることを言います。
一口に貧血と言っても様々な種類があり、一般的に多い貧血としては「鉄欠乏性貧血」が挙げられます。
これは、その名の通り鉄分が不足しているために起こる貧血で、先述の症状を主に引き起こします。
鉄欠乏性貧血は不足している鉄分を摂取することで治療が可能です。
 それ以外にも、葉酸やビタミンB12が不足することで起こる「再生不良性貧血」、「溶血性貧血」などがあり、これらは一纏めに「悪性貧血」と呼ばれています。
初期症状は鉄欠乏性貧血と変わりませんが、適切な対応を取らなければ死に至ることすらある恐ろしい貧血です。
治療法が確立されているため恐れる必要はありませんが、いずれにせよ自分の貧血がどれに当てはまるかを見極めてしっかりと対策を取ることが重要となります。

青汁が貧血に効果的なワケ

 青汁には造血効果のある「鉄分」、赤血球を作る「葉酸」、悪性貧血を予防する「ビタミン12」など、貧血に対して全面的に改善効果が見込める栄養素が豊富に含まれています。
とくに、「ビタミンC」は鉄分の吸収を助ける作用を持つため、鉄分とビタミンCを同時に取れる青汁は、貧血対策として非常に優秀といえます。
 なお、貧血予防を目的とするならば、ケールを主原料とした青汁がおすすめです。
ケールにはホウレンソウの4倍もの鉄分が含まれているため、強力な造血効果が見込めます。
 ただし、ビタミンCや葉酸は熱に弱い性質を持ちます。
青汁を加熱して飲むことは多くはないと思いますが、念のため頭の片隅に入れておくとよいでしょう。

 毎日のように寝覚めの悪い朝を迎え、ふらふらしながら通勤・通学するというのは非常につらいものです。
さらに、それが悪性貧血のものであった場合は早急な処置が必要となります。
しかし、どのような貧血であっても、食生活を正すことで必ず予防することが可能です。
貧血でお悩みの方は、ぜひ青汁でストレスのない生活を手に入れてみてはいかがでしょうか。